渡鹿野島の中には相当な数の民宿やホテルが点在している。今更ながら言っておくが渡鹿野は島民の9割が第三次産業に従事する「観光の島」なのである。
この島がアレ目的ではない純粋なレジャーの島として活気付くのは、やはり夏休みのシーズンだそうだ。穏やかな的矢湾の内海を湛える島は売春島の悪評を黙らせる程、風光明媚である。
しかしこの島の寂れ方を見ると、将来が不安である。
的矢湾を眼前に控える「わたかの荘」。目の前の海には夕日が沈み雰囲気の良さそうな宿だ。もっとも普通の宿では観光客を惹き付ける力が弱いということもあり、この宿も「ペットも泊まれる宿」とプッシュしている。
かつての名を轟かせた渡鹿野島は、レジャー(性風俗)の多様化により順位を確実に落としてしまったようで、折りしもの不況もあり、売春島だけではもはや生計が成り立たない現状にある。見た目の変化は少ないが、島の民宿を中心に徐々に一般観光客を受け入れる準備も始めているようだ。
殺伐とした風景ばかり見せられて少し疲れていたが、ひょんなところに島民の生活を感じさせる物を見つけた。使われなくなったブイを加工して作られた狸やカエルやイカ。
それにピカチュウのような物体まで...
ともかく狭い島だけあって「火の用心」だけはかなり過敏になっている。
事前の情報収集だと渡鹿野島は閉鎖的で警戒心が強い島だと聞かされていたが実際はさほどそうでもない。
2007年には渡鹿野島の天王祭大祭をモチーフにドキュメンタリー映画「男たちの馬歌~悪魔祓いの島変~」が作られ上映されている。映画の上映会の告知が島内に貼られているのだ。
映画のPVもyoutubeに上がっている訳ですが...随分はっちゃけてますねw
民宿からホテルまで色々と数多くある島だが、家族連れやカップルで来るのと男連れで来るのとでは女将の応対が違うということを聞いた。
「今夜、遊ぶとこ決めてますか」などと聞かれるらしい。
しかし近年では島のイメージチェンジを図る為に宿をまるごと改装して作られた「はいふう」のような妙に小洒落たホテルも出来ており侮れない。何故かアジアンテイストを盛り込んでバリ島風の内装を取り入れているという。
いずれこの島が、リゾート(笑)スイーツ(笑)などとほざく若い女性に人気の島に生まれ変わるのかどうか、それはわからないが。














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